赤外線二次元ロックインアンプを用いた電力送電設備における鋼管腐食の非破壊診断
赤外線二次元ロックインアンプを用いた電力送電設備における鋼管腐食の非破壊診断
カテゴリ: 部門大会
論文No: P13
グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2016/09/05
タイトル(英語): Non-Destructive-Inspection of a metal pipe corrosion for power distribution equipments using an infrared 2-D lock-in amplifier
著者名: 本間 貴也(東京都市大学),田中 康寛(東京都市大学),前野 恭(情報通信研究機構),福永 香(情報通信研究機構)
著者名(英語): Takaya Honma|Yasuhiro Tanaka|Takashi Maeno|Kaori Fukunaga
キーワード: 非破壊検査|二次元ロックインアンプ|赤外線カメラ|鋼管腐食,Non-Destructive-Inspection,2-D lock-in amplifier,Infrared camera,pipe corrosion
要約(日本語): 現在、インフラ設備の経年劣化が進行しているが、人材不足やコスト削減の要請により、これらの劣化状態を把握し、設備の維持・管理を効率化する技術の開発が喫緊の課題となっている。中でも鋼管の点検では、腐食による減肉・孔食が生じたという報告が多数あるが、従来の検査法では、これら劣化の進行状況の把握が困難であり、これらの検出を非破壊、低コストで行える手法の開発が求められている。これまでに我々は、断熱温度場法に二次元ロックインアンプ処理を適用した新たな非破壊検査装置を開発し、建造物内部の欠陥の検出を可能にしてきた。今回はその技術を応用し、鋼管内部の腐食による減肉を検出することに成功したので報告する。
PDFファイルサイズ: 484 Kバイト
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