過渡的差電圧法による蓄電池のリアルタイム充放電曲線推定の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: P42

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): An Examination about Real-Time Estimation of Charge-Discharge Curve of Battery by Transient Voltage Difference Method.

著者名: 有馬 理仁(大和製罐),鬼木 直樹(大和製罐)

著者名(英語): Masahito Arima|Naoki Oniki

キーワード: 蓄電池|劣化診断|リアルタイム|充放電曲線,Battery,Degradation Diagnosis,Real-Time,Charge-Discharge Curve

要約(日本語): 近年、長周期の余剰電力対策として蓄電池利用の事例が増えてきている。また、将来の仮想発電所アグリゲータービジネスでは、デマンドレスポンスによるネガワット取引とともに分散電源によるポジワット取引が想定されており、この分散電源には蓄電池が含まれている。これら蓄電池として使用されるリチウムイオン電池は劣化によって徐々に電池容量や充放電効率が減少し、経済性が低下してしまう。そこで筆者はこれまで蓄電池の監視データを用いた過渡的差電圧法による劣化診断法を検討し、リアルタイムに電池容量、充放電効率を推定する手法を確立した。今回は、同様の手法による蓄電池の充放電曲線推定を検討したので報告する。

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