過渡安定度向上に寄与する太陽光発電の力率制御手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Power Factor Control of Photovoltaic Generation Output for Improving Transient Stability

著者名: 野上 駿(東京大学),横山 明彦(東京大学)

著者名(英語): Shun Nogami|Akihiko Yokoyama

キーワード: DVS機能|FRT機能|太陽光発電|力率|過渡安定度,Dynamic Voltage Stability Capability,Fault Ride Through Capability,Photovoltaic Generation,Power Factor,Transient Stability

要約(日本語): 近年，二酸化炭素排出量の削減といった地球環境問題に対する取り組み等の観点から，再生可能エネルギーが大量に導入されており,その一つとして，太陽光発電（PV : Photovoltaic Generation）がある。そのため、PVの出力が系統の安定度に与える影響について理解することが重要となる。本稿では，有効電力・無効電力出力の制御が可能なPVの力率に着目し，PVの力率が系統安定性に与える影響について同期発電機の電力相差角曲線を用いた解析を行う。その後，安定度解析から得られた知見を基に，系統事故時における電力系統の過渡安定度向上に寄与するPVの力率制御を提案する。

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