系統過渡安定度の向上に貢献するPMSG風力発電システムにおける変換器制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: 146

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): A New Converter Control in PMSG Wind Generation System to Improve Power System Transient Stability

著者名: 星野 慎太朗(東北大学),斎藤 浩海(東北大学),田村 淳二(北見工業大学),渡辺 雅浩(日立製作所)

著者名(英語): Shintaro Hoshino|Hiroumi Saitoh|Junji Tamura|Masahiro Watanabe

キーワード: 風力発電|過渡安定度|変換器制御|永久磁石型同期発電機,Wind Power Generation,Transient Stability,Converter Control,PMSG

要約(日本語): 近年、日本国内では、風力発電機群の系統連系が進みつつあり、系統全体の慣性減少に伴う系統同期安定性の低下が懸念されている。著者らはこれまで、PMSG風力発電機の慣性を利用した同期安定性向上のための基礎検討として、BTB変換器の直流リンクに伝わった系統動揺を、風車にも分配させることで、系統じょう乱の影響を分散するような風車側コンバータの制御法を提案してきた。本稿では、PMSG風力発電機をより現実的に模擬するため、直流リンクに関して、保護回路の動作可能回数を限定した。数値シミュレーションの結果、提案制御法による系統過渡安定度向上効果が明確に示された。

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