配電系統の制御高度化と部分昇圧に関する検討－その1　電圧分布特性の分析－

カテゴリ: 部門大会

論文No: 167

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Study on Advanced Voltage Control and Voltage Boost in Part of Distribution Networks - 1. Analysis of Voltage Profile Characteristic -

著者名: 飯岡 大輔(東北大学),今中 政輝(東京大学),馬場 旬平(東京大学),太田 豊(東京都市大学),石原 正浩(エネルギー総合工学研究所),徳田 憲昭(エネルギー総合工学研究所),浅野 浩志(電力中央研究所)

著者名(英語): Daisuke Iioka|Masaki Imanaka|Jumpei Baba|Yutaka Ota|Masahiro Ishihara|Noriaki Tokuda|Hiroshi Asano

キーワード: 配電系統|電圧制御|太陽光発電|部分昇圧|無効電力制御,distribution network,voltage control,photovoltaics,voltage boost in part of netwrok,reactive power control

要約(日本語): 筆者らは，将来の配電系統のあるべき姿を明らかにすることを目的として，配電系統の高度化を志向するモデルケースを提案している。本稿では提案ケースの有効性について，常時の配電制御・運用における電圧上昇や電圧変動の観点から潮流計算により検証した結果を述べる。配電系統の幹線部分を部分的に22kVに昇圧するケースと無効電力調整機器の制御によるケースについて，太陽光発電システムが大量導入された配電系統の電圧分布特性を比較した。無効電力調整機器による制御によるケースについては，想定する配電系統に導入可能な太陽光発電システムの限界量も併せて算出した。

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