実配電系統を用いたＰＶ普及対策技術の検証（３）－不感帯を考慮したＳＶＲ整定手法－

カテゴリ: 部門大会

論文No: 186

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Verification of PV Impact Reduction Technologies with Commercial Distribution System (3) - SVR Setting Considering Control Dead-Band Characteristic -

著者名: 高野 富裕(三菱電機),板屋 伸彦(三菱電機),鍵田 昌幸(三菱電機インフォメーションネットワーク),藤本 憲太郎(関西電力),山本 享慶(関西電力),伊藤 隆治(関西電力)

著者名(英語): Tomihiro Takano|Nobuhiko Itaya|Masayuki Kagita|Kentaro Fujimoto|Takayoshi Yamamoto|Takaharu Ito

キーワード: 配電系統|電圧制御|太陽光発電|SVR整定,Distribution System,Voltage Control,Photovoltaic Generation System,SVR Setting

要約(日本語): １ＭＷのメガソーラが連系した福井県若狭地方の商用配電系統において、センサ開閉器、遠制SVR、SVC、TVRといった新型配電機器を用いた電圧管理技術の実証を行ったので、その結果について報告する。
従来のSVR整定では、不感帯幅のSVR動作への影響が十分に考慮されておらず、太陽光発電によって電圧変動が増大する配電系統では、電圧を目標範囲内に維持しきれない危険性がある。また、太陽光発電に起因する急峻な電圧変動を抑制する手段として、SVC導入が検討されているが、既存のSVRとの協調性が課題となる。
そこで本稿では、新たに考案した、不感帯幅を考慮した整定方法について紹介する。またSVRとSVCとの協調性を考慮した制御方法、整定方法についても紹介する。

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