負荷グループ別高調波電流が第７次高調波電圧に及ぼす定量的影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 12

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Quantitative Contribution by Each Different Load Group to the Seventh Harmonic Voltage in an Electric Power Distribution System

著者名: 雪平 謙二(電力中央研究所),岡田 有功(電力中央研究所),渡辺 雅人(東京電力ホールディングス)

著者名(英語): Kenji Yukihira|Naotaka Okada|Masato Watanabe

キーワード: 高調波|定量分析|位相角|多パルス|キャンセル効果,harmonics,quantitative analysis,phase angle,multi pulse,canceling effect

要約(日本語): 高調波電流発生機器は増加しているが，系統の高調波電圧は減少している。また，高調波電圧は軽負荷時よりも重負荷時の方が低い。この一見不自然な現象の原因について，これまでに第5次高調波電流が系統全体で打ち消し合っているためであることを示すとともに，負荷を需要家の受電電圧と相数で6グループに分類し，第5次高調波電圧に対する各グループの影響を定量的に求め，全グループの第5次高調波電流を合成すると第5次高調波電圧に比例することを明らかにした。本報告は，第7次高調波についても同じ現象の存在を示すとともに，既報告の第5次高調波の結果と比較したものである。

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