配電系統における系統切替による送電損失低減に向けた一考察
配電系統における系統切替による送電損失低減に向けた一考察
カテゴリ: 部門大会
論文No: 194
グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2016/09/05
タイトル(英語): A Study for Reduction of Transmission Loss by System Switching in Distribution Power System
著者名: 渡辺 雅人(東京電力ホールディングス),川口 俊(東京電力ホールディングス),西田 悠介(東京電力ホールディングス),荻原 義典(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Masato Watanabe|Shun Kawaguchi|yusuke Nishida|Yoshinori Ogihara
キーワード: 送電損失|配電系統|系統切替系統切替,Transmission loss,Distribution Power System,system switching
要約(日本語): 近年、センサ開閉器や通信網の整備に伴い、これまで困難であった配電系統内の潮流の把握が可能となり、新たな観点にもとづく系統制御への関心が高まりつつある。取り分け、送電損失低減に向けた取り組みは、託送原価の低減という点からも注目されつつある。一方で、配電系統は、複雑に入り組んだ配電線で構成されており、開閉器切替などをもとに配電ロスを低減させる系統構成を求めるには、膨大な数の組み合わせ計算が必要となる。本稿では、実務上、許容可能な計算時間で、系統構成の準最適解を求める手法として、配電線の連系点の電位差にもとづく系統切替手法を提案し、実線路データを用いたシミュレーションにより、送電損失の5~10%程度を低減できる可能性を確認した。
PDFファイルサイズ: 314 Kバイト
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