バインド電池TMの自律的な安全回復性能と周波数制御への応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 219

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Frequency-Regulation Application of Bind BatteryTM
Which Possesses Autonomous Safety Recovery Function

著者名: 的場 智彦(CONNEXX SYSTEMS),可知 直芳(CONNEXX SYSTEMS),塚本 壽(CONNEXX SYSTEMS)

著者名(英語): Tomohiko Matoba|Naoyoshi Kachi|Hisashi Tsukamoto

キーワード: ハイブリッド電池|バインド電池|エネルギーストレージ|周波数制御|過充電耐性自律的な安全回復性能,hybrid battery,Bind Battery,energy storage,frequency regulation,overcharge toleranceautonomous safety recovery function

要約(日本語): バインド電池は、リチウムイオン電池（LiB）と鉛電池（PbB）とを並列に接続したハイブリッド電池である。バインド電池はLiB由来の優れたサイクル性能をもち、LiBのデメリットである低温放電特性や過充電耐性をPbBが補うという革新的電池である。また、PbBがLiBの電圧を一定範囲内に制御するため、バインド電池を複数直列接続した高電圧蓄電池システムにおいても、LiBの電子部品は高電圧耐性の部品とする必要がない。このように、バインド電池は、安全性に優れた電池であり、蓄電池システム全体の簡素化・コストダウンを可能とする。今回、周波数制御やピークカット向けバインド電池を開発し、優れたサイクル性能を発揮したので紹介する。

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