発電所における高速母線切換による誘導電動機空隙トルクの評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 236

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Study on Air-gap Torque of Induction Motors by Fast Bus Transfer in Power Plants

著者名: 渡邊 政幸(九州工業大学),壹岐 浩幸(富士電機),加戸 良英(旭化成)

著者名(英語): Masayuki Watanabe|Hiroyuki Iki|Yoshihide Kado

キーワード: 発電所|誘導電動機|高速母線切換|空隙トルク,power plants,induction motor,fast bus transfer,air-gap torque

要約(日本語): 発電所における高速母線切換により，補機として使用される誘導電動機が電源から一旦切り離されると，電動機には残留電圧が発生し，時間とともに減衰する。電源の再投入時に，電源側電圧と誘導電動機残留電圧の間に生じる位相差の大きさによっては，誘導電動機に大きな過渡トルクが発生し，電動機および駆動負荷に損傷を与えるおそれがある。母線に1台の誘導電動機が接続された場合における母線切換についての検討は盛んに行われてきたが，複数の誘導電動機が同一母線に接続された場合における検討はあまり行なわれておらず，その影響を調べる必要がある。母線切換時における誘導電動機空隙トルクに着目して評価を行った。

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