電力需給バランスから見た太陽光発電出力予測精度評価のための経済負荷配分制御モデルに関する一検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 24

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): A Study on Economic Load Dispatching Model for Evaluating Forecast Accuracy of Photovoltaic Power Output Generation from Power Supply-Demand Balance Point of View

著者名: 松本 和也(名古屋大学),畠中 良聡(名古屋大学),栗本 宗明(名古屋大学),鈴置 保雄(名古屋大学),真鍋 勇介(名古屋大学),舟橋 俊久(名古屋大学),加藤 丈佳(名古屋大学)

著者名(英語): Kazuya Matsumoto|Yoshiaki Hatanaka|Muneaki Kurimoto|Yasuo Suzuoki|Yusuke Manabe|Toshihisa Funabashi|Takeyoshi Kato

キーワード: 太陽光発電|日射予測|発電機起動停止計画|経済負荷配分制御,photovoltaic power generation,irradiance forecast,unit commitment scheduling,economic load dispatching control

要約(日本語): 太陽光発電システム（PVS）の出力に関する予測手法の評価は，実用的な観点から，予測誤差に伴う電力需給バランスの観点から評価することが望ましい。本論文では，1時間値EDC最適化モデル，6分値EDC最適化モデル，1秒値EDC-LFCシミュレーションモデルを構築し，PVS出力予測精度の評価に適したEDCモデルに関して検討した。その結果，一時的に発生する大きな供給不足については，計算時間刻みが長いと過小評価する可能性があるが，揚水機の柔軟な運用や発電機の並列過程における電力供給を考慮すれば，実質的にはEDCモデルによる差は小さいことがわかった。

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