電力需給解析モデルによる連系系統のマージナルコストの特性分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 27

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Analysis on marginal cost of interconnected power system based on demand-supply analysis model

著者名: 中山 寿美枝(電源開発),簑津 真一郎(電源開発),東 仁(JPビジネスサービス),礒永 彰(JPビジネスサービス),福留 潔(JPビジネスサービス),荻本 和彦(東京大学),片岡 和人(東京大学)

著者名(英語): Sumie Nakayama|Shinichiro MInotsu|Hitoshi Azuma|Akira Isonaga|Suguru Fukutome|Kazuhiko Ogimoto|Kazuhito Kataoka

キーワード: マージナルコスト|需給解析|調整力|連系線|変動性再生可能エネルギー電力市場,marginal cost,,supply-demand analysis,flexibility,interconnection,,variable renewable energypower market

要約(日本語): 電力部門の低炭素化の主役として期待されているPVおよび風力発電（V-RES）の大幅な増加により，電力システムにおいては従来のエネルギーバランスに加えて調整力バランスの重要性が増し，従来と異なる系統運用および市場価格決定メカニズムが必要になると考えられる。本研究では、系統連系を考慮した電力需給解析モデルを用いて，V-RESの大量導入のもと，発電機の運用や連系線の混雑の有無などに着目し，電力需給解析の結果から得られるマージナルコストの特性を分析して、今後の市場価格の考え方に示唆を得た。

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