運転電界下でのOFケーブル課電劣化メカニズム(その2)-銅溶解促進手法と溶解銅化合物の特性-
運転電界下でのOFケーブル課電劣化メカニズム(その2)-銅溶解促進手法と溶解銅化合物の特性-
カテゴリ: 部門大会
論文No: 308
グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2016/09/05
タイトル(英語): Electric charging degradation mechanism in oil filled cable under the operating electric field (2) - The dissolution promotion technique of the copper and the special quality of the copper compound dissolved
著者名: 羽田 淳也(東京電設サービス),杉本 修(東京電設サービス),永原 茂樹(東京電設サービス),中出 雅彦(東京電力ホールディングス),松井 健郎(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Jyunya Haneda|Shu Sugimoto|Shigeki Nagahara|Masahiko Nakade|Takeo Matui
キーワード: OFケーブル|課電劣化|銅溶解|銅化合物,oil filled cable,electric charging degradation,copper dissolution,copper compound
要約(日本語): 5つの段階(5STEPS)からなるOFケールの課電劣化メカニズムを発見考案し(1),実証を行った結果,絶縁油中には様々な有機酸銅や銅錯体といった銅化合物が溶解することが分かった。(2)(3)(4)また,劣化メカニズムの実証のため,油中に固体銅を入れ高濃度銅溶解油を作成しているが,加熱や固体銅量を増やしても10ppm以上溶解させるのに数ヶ月掛かるため,銅溶解促進手法の検討が課題となっている。(4)
そこで今回は,数種の銅化合物試薬を溶解させ各特性を調査し,銅化合物毎の各特性変化と,実設備の銅溶解油に近い特性で,銅溶解を促進できる試薬の有無を確認したので,その結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 427 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
