インパルス電圧繰返し重畳が油浸紙-絶縁油複合絶縁系の部分放電基礎特性に及ぼす影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 311

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Influence of Repetitive Impulse Voltage Superimposed on AC Voltage
on Fundamental Partial Discharge Characteristics in Oil Impregnated Paper Insulation System

著者名: 岩下 雄宇(九州工業大学／九州電力),牧野 祐太(電力中央研究所),栗原 隆史(電力中央研究所),高橋 俊裕(電力中央研究所),岡本 達希(電力中央研究所),匹田 政幸(九州工業大学),小迫 雅裕(九州工業大学)

著者名(英語): Yu Iwashita|Yuta Makino|Takashi Kurihara|Toshihiro Takahasi|Tatsuki Okamoto|Masayuki Hikita|Masahiro Kozako

キーワード: ＯＦケーブル|部分放電|劣化診断|油浸絶縁紙|油隙インパルス電圧,Oil filled cable,Partial discharge,Degradation diagnosis,Oil impregnated paper insulation,Oil gapImpulse voltage

要約(日本語): 　著者らは，これまでに，絶縁体の劣化模擬後に275 kVOFケーブルの設計電界下においても連続放電が発生・継続する点，開閉サージ相当の雷インパルス電圧（以下，単に「雷インパルス電圧」）の繰返し重畳により，間欠放電を経て連続放電に進展し得る点などを明らかにした。今回，50 Hz交流電圧へ実運用上発生し得る雷インパルス電圧を繰返し重畳させ，絶縁油の劣化状態と雷インパルス電圧がPD基礎特性へ与える影響を評価した。

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