シリコーンゴムの耐エロージョン性における電解質物質の依存性(第4報)<br>―エロージョン痕形状の評価―
シリコーンゴムの耐エロージョン性における電解質物質の依存性(第4報)<br>―エロージョン痕形状の評価―
カテゴリ: 部門大会
論文No: 327
グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2016/09/05
タイトル(英語): Study on Dependency of the Electrolyte Kinds on Erosion of the Silicone Rubber "4th Report"
- Evaluation of Eroded Channel -
著者名: 清水 博幸(日本工業大学),木之下 道政(日本工業大学),上野 貴博(日本工業大学),西村 誠介(日本工業大学)
著者名(英語): Hiroyuki Shimizu|Michimasa Kinoshita|Takahiro Ueno|Seisuke Nishimura
キーワード: シリコーンゴム|エロージョン|電解質物質|電解液滴下法|微小局部アークエロージョン痕,Silicone Rubber,Erosion,Electrolyte,Electrolytic Solution Dripping Method,Partial ArcEroded Channel
要約(日本語): シリコーンゴム(SIR)の耐エロージョン性を定量的に評価する試験法として電解液滴下法が提案されている。この方法は、エロージョン係数KによりSIR素材そのものの優劣を評価することができる。その一方、ポリマーがいしのエロージョン進行による最終破壊形態は、ポリマー外被材の穿孔による。したがって、SIR素材を用いた機材の残存寿命や耐用年数の評価にはエロージョン痕の形状を定量的に把握する必要がある。
前報までに、電解質種類によるエロージョン痕の形状について、拡散型または孔食型に分類するとともに、最大深さの分布を報告している。本稿では、穿孔までの残存寿命を評価する手がかりとなるパラメータとして、累積電気量Wと最大深度δmから係数(δm/W)を提案し、検討を試みたので報告する。
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