ポリマー機器の劣化診断のための放電開始時間の測定
ポリマー機器の劣化診断のための放電開始時間の測定
カテゴリ: 部門大会
論文No: 332
グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2016/09/05
タイトル(英語): The measurement of the electric discharge start time for deterioration diagnoses for polymer equipment
著者名: 田平 耕成(宮崎大学),出口 竜也(宮崎大学),三宅 琢磨(宮崎大学),迫田 達也(宮崎大学),阿嘉 良昌(東芝社会インフラシステム社),安食 富和(東芝社会インフラシステム社),深野 孝人(東芝社会インフラシステム社)
著者名(英語): Kousei Tabira|tatuya Deguti|Takuma Miyake|Tatuya Sakoda|Yoshiaki Aka|Tomikazu Anziki|Takato Hukano
キーワード: ポリマー|劣化|漏れ電流漏れ電流,polymer,degradation,leakage current
要約(日本語): 近年,我が国において,ポリマー材料を外被材に適用した電力機器の適用が進んでいる。今後,さらに普及を進めるためには,他の電力機器と同様に,劣化の程度を正しく評価できる手法の確立が望まれる。このような背景の下,本研究では,ポリマー材料の電気的特性の劣化度を安価で容易に評価できる手法の開発を目指している。
本報では,ポリマーの新品試料と撥水性レベルが新品試料と等しいものの過酷試験を課した試料について,塩霧中で課電試験を行って取得した漏れ電流及び放電開始時間について比較,評価を行った。その結果、撥水性の評価のみでは判断できない劣化の進行を放電開始時間に着目することで確認できる可能性を示すことができた。
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