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冬季の着霜に伴う磁器がいしの直流漏れ抵抗変化

冬季の着霜に伴う磁器がいしの直流漏れ抵抗変化

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 338

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): A Seasonal Variation of Leakage Resistance of Porcelain Insulators Owing to Frosting in Winter

著者名: 屋地 康平(電力中央研究所),本間 宏也(電力中央研究所)

著者名(英語): Kohei Yaji|Homma Hiroya

キーワード: がいし|着霜|露点|漏れ抵抗|汚損,insulator,frosting,dew point,leakage resistance,pollution

要約(日本語): がいしに着霜が生じたときの絶縁性能低下,および,これに伴う事故は,これまで主に海外で報告されており,特に,英国,カナダにおいては,超高圧クラスの送電線の事故も発生している.そこで,日本海側の観測地点において,冬季の懸垂がいしと長幹がいしを曝露し,直流漏れ抵抗を連続測定した.着霜と見られる事象について,気象条件と漏れ抵抗値の変化を調べた結果,がいし温度が,氷点下,かつ,露点近傍で推移することで,がいし表面に着霜が生じて漏れ抵抗値が低下した.また,明け方の気温上昇により,漏れ抵抗値は,一旦,極小値を示した.その後,更なる気温上昇により着霜が消失することで,漏れ抵抗値は急上昇し,およそ着霜前の値に回復した.以上のことから,自然環境下における着霜がいしの絶縁特性は,気象条件と相関があり,時々刻々と変化することが確認された.

PDFファイルサイズ: 605 Kバイト

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