金属異物近傍の電界分布がSF6ガス中PD電流パルス波形の立ち上がり時間に及ぼす影響に関する基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 358

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Influence of Electric Field Distribution near the Metaric Particle on the Rise Time of PD Current Pulse Waveforms in SF6 gas.

著者名: 小坪 俊勝(九州工業大学),友枝 渉(九州工業大学),吉田 圭佑(九州工業大学),大塚 信也(九州工業大学)

著者名(英語): Toshikatsu Kotsubo|Wataru Tomoeda|Keisuke Yoshida|Shinya Ohtsuka

キーワード: SF6ガス|PD電流パルス波形|立ち上がり時間|電界分布|金属異物,SF6 gas,PD Current Pulse Waveform,rise time,Electric Field Distribution,Metaric Particle

要約(日本語): 筆者らはこれまで、UHF法の高度化や放電物理現象の理解を目的とし、SHF帯までの超広帯域の周波数応答を有するSHF_PDPW装置を構築し、同装置を用いてSF6ガスや代替ガスあるいは絶縁油中のPD電流パルス波形を詳細に検討している。その結果、鉱油およびSF6ガス中PD電流パルス波形は数10psオーダの急峻な波形であることを明らかにしている。本論文では、SF6ガス中における針電極形状の相違による異物近傍の電界分布がPD電流パルス波形の立ち上がり時間に及ぼす影響の検討として、PD電流パルス波形を測定し、その立ち上がり時間に着目し、波形形成メカニズムを臨界電界領域における電子の移動度に基づき検討した。

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