近距離線路故障遮断における固有TRVの電流零点の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 367

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Investigation of Current Zero for Prospective Transient Recovery Voltage
at Short Line Fault Interruption

著者名: 澤田 裕季(東京電機大学),腰塚 正(東京電機大学),池田 久利(東京大学),萩森 英一(東京大学),新海 健(東京工科大学)

著者名(英語): Yuki Sawada|Tadashi Koshizuka|Hisatoshi Ikeda|Eiichi Haginomori|Takeshi Shinkai

キーワード: 過渡回復電圧|近距離線路故障|電流零点|ダイオード|SiC(シリコンカーバイド)ダイオード,Transient Recovery Voltage,Short Line Fault,Current Zero,Diode,SiC Diode

要約(日本語): 遮断器の遮断成否に影響するTRV（過渡回復電圧）は、理想遮断器で電流遮断した際の回路固有のもので検討すべきであるが、実際には遮断器の代わりにダイオード等を用いた低電圧で計測されることが多い。しかしダイオードによる電流遮断では、ダイオードの順方向電圧降下の影響で、電流零点と電圧零点が一致しない。これまでの検討でBTF（端子短絡故障）遮断時の電流零点の位置を特定できた。本報告ではSLF(近距離線路故障)を想定した回路において、ダイオード遮断時の4パラメータTRVの電流零点について検討した結果を述べる。

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