風力発電出力の短周期変動抑制制御による年間の変動抑制効果と逸失電力量率

カテゴリ: 部門大会

論文No: 104

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Annual Mitigation Effect on Short-term Fluctuation of an Active Power Control and the Annual Energy Loss Rate for Wind Power

著者名: 占部 千由(東京大学),斉藤 哲夫(東京大学),片岡 和人(東京大学),池上 貴志(東京農工大学東京大学),荻本 和彦()

著者名(英語): Chiyori T. Urabe|Tetsuo Saitou|Kazuto Kataoka|Takashi Ikegami|Kazuhiko Ogimoto

キーワード: 風力発電|出力制御|短周期変動短周期変動,Wind power generation,Active power control,Short-term fluctuation

要約(日本語): 風力発電大量導入時には、その短周期変動が系統に及ぼす影響が無視できなくなることが懸念されている。この対策として、風力発電の出力変動抑制制御が有効と考えられるが、制御効果と逸失電力量率とはトレードオフの関係にある。我々は、移動平均を用いた手法により、風力発電出力を超短周期・短周期・長周期の変動に分けることで、短周期変動についての抑制制御効果を定量的に算出しているが、より効果的でかつ逸失電力量が少ない制御を行うためには、制御効果と逸失電力量のより正確な算出が必要となる。本発表では、風力発電出力の季節変化も考慮するため、年間を通しての制御効果および逸失電力量率について報告を行う。

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