真空中放電電荷量を制御したコンディショニング過程における電極表面損傷の修復可能性
真空中放電電荷量を制御したコンディショニング過程における電極表面損傷の修復可能性
カテゴリ: 部門大会
論文No: 341
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): Repairability of Electrode Surface Damage during Conditioning with Breakdown Charge Control in Vacuum
著者名: 野田 昌嗣(名古屋大学),小島 寛樹(名古屋大学),長谷川 光佑(明電舎),榊 正幸(明電舎),早川 直樹(名古屋大学)
著者名(英語): Masashi Noda|Hiroki Kojima|Kosuke Hasegawa|Masayuki Sakaki|Naoki Hayakawa
キーワード: 真空遮断器|真空放電|コンディショニング|絶縁破壊|ワイブル分布,Vacuum circuit breaker,Vacuum discharge,Conditioning,Breakdown,Weibull distribution
要約(日本語): 真空遮断器におけるコンディショニングの最適化・効率化に向けて,筆者らはコンディショニング過程における放電電荷量制御の効果に関して検討を行っている.大きな放電電荷量による初期コンディショニングはコンディショニング高速化を可能とする反面,電極表面の損傷を生じさせる.本論文では,初期コンディショニング時の放電電荷量を段階的に制御することにより,電極表面の損傷を修復する可能性に関して検討を行った.その結果,コンディショニング過程の放電電荷量を制御することにより,初期コンディショニング時の電極表面の損傷を抑制し,その後のコンディショニングでその損傷が修復可能であることが明らかになった.
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