油入変圧器の巻線絶縁紙中水分量推定手法(その２)

カテゴリ: 部門大会

論文No: 357

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Method of Estimating Moisture in Winding Insulation Paper of Transformer (part 2)

著者名: 村上 純一(東北電力),八重樫 裕司(東北電力),小西 義則(ユカインダストリーズ),佐藤 学(ユカインダストリーズ),長谷川 真之(ユカインダストリーズ)

著者名(英語): Junichi Murakami|Yuji Yaegashi|Yoshinori Konishi|Gaku Sato|Masayuki Hasegawa

キーワード: 変圧器|絶縁紙|絶縁油|水分|平衡,power transformer,insulating paper,insulating oil,moisture,equilibrium

要約(日本語): 油入変圧器の劣化診断を行う上で絶縁紙の水分吸湿状態を把握することは重要である。実変圧器から紙を採取して水分量を測定することは困難なことから，絶縁油中水分量から間接的に巻線絶縁紙中水分量を推定する手法を検討している。前回、紙－油間の水分関係が非平衡な関係となっていると考え，絶縁紙中水分量を推定する手法を検討した結果を報告した。今回、室温（22±2℃）における紙－油間の水分移動実験を実施し，計算のパラメータを最適化して，水分量推定精度を向上させた結果を報告する。

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