変圧器向け油含浸プレスボードの熱劣化後の圧縮特性評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 358

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Compression Behaviors after Aging of Oil-immersed Pressboards for transformers

著者名: 師岡 寿至(日立製作所),宮原 秀幸(日立製作所),山岸 明(日立製作所),三瓶 宏幸(日立製作所),早川 直樹(名古屋大学),小島 寛樹(名古屋大学)

著者名(英語): Hisashi Morooka|Hideyuki Miyahara|Akira Yamagishi|Hiroyuki Sampei|Naoki Hayakawa|Hiroki Kojima

キーワード: 変圧器|巻線|電磁機械力|プレスボード|圧縮特性熱劣化,transformer,winding,electromagnetic force,pressboard,compression behavioraging

要約(日本語): 油入変圧器では，巻線のターン間絶縁のクラフト紙，コイル間絶縁のプレスボード等，絶縁紙が絶縁油に含浸された状態で用いられている。外部短絡時，変圧器の巻線には電磁力による機械的振動が発生することから，この機械的振動をより正確に予測するために，これまでに主に絶縁油を含浸したプレスボードの圧縮特性を評価してきた。一方，変圧器の長寿命化，信頼性向上を目的とし，クラフト紙の劣化挙動の詳細評価による，診断技術，予防保全技術の開発が進められている。本報告では，油入変圧器の信頼性向上のための基礎データとして，絶縁油を含浸したプレスボードの熱劣化後の圧縮特性を評価した結果について報告する。

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