ボイド含有エポキシ樹脂製電極における部分放電の温度特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 361

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Temperature Characteristics of Partial Discharge in Void Containing Epoxy Resin Electrode

著者名: 川小根 光輝(宮崎大学),白浜 優吾(宮崎大学),三宅 琢磨(宮崎大学),迫田 達也(宮崎大学),瀬戸口 誠(九州電力)

著者名(英語): Mitsuki Kawakone|Yugo Shirahama|Takuma Miyake|Tatsuya Sakoda|Makoto Setoguchi

キーワード: 部分放電|電磁波|アンテナ|エポキシ樹脂|温度特性,Partial Discharge,Electromagnetic Wave,Antenna,Epoxy Resin,Temperature Characteristic

要約(日本語): 地中配電設備は導入されてから30年以上経過し、高経年設備の絶縁劣化が懸念される。しかし、劣化診断技術は確立されていない。本研究では、使用限界までの設備の有効活用と事故の未然防止の観点から地中配電設備の絶縁劣化診断技術の確立に向け、地中開閉器塔に内蔵されるモールド変圧器の部分放電メカニズムの解明を実施する。先行研究において、地中開閉器塔の内蔵変圧器を用いた部分放電測定の結果、温度減少により、部分放電の発生頻度が増加する現象が確認された。
本稿では、モールド変圧器の樹脂内部にボイドが残留した場合を模擬した電極を用いてヒートサイクル試験を行ったので報告する。

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