開極速度が及ぼすアークコンダクタンスへの寄与
開極速度が及ぼすアークコンダクタンスへの寄与
カテゴリ: 部門大会
論文No: P75
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): Contribution to Arc Conductance Affected by Opening Speed of Electrode
著者名: 駒井 優治(東京都市大学),石川 裕也(東京都市大学),山本 真司(東京都市大学),岩尾 徹(東京都市大学)
著者名(英語): Yuji Komai|Yuya Ishikawa|Shinji Yamamoto|Toru Iwao
キーワード: ガス遮断器|再点弧|開極速度|アーク温度|アークコンダクタンス電磁熱流体シミュレーション,GCB,restrike,opening speed,arc temperature,arc conductanceelectro-magnetic thermal fluid simulation
要約(日本語): ガス遮断器は,消弧室の小型化や再点弧の防止が求められる。再点弧を防止するためにはアブレーションが用いられており,開極時にアブレーションを生じさせ,再点弧を防止することができる。しかし,実験による実現象の把握は困難であり,シミュレーションを用いた検討を行った上で最適な開極速度の提案が求められる。また,開極計算には,電極近傍の移動境界を扱わねばならず,シミュレーション例は少ない。以上に鑑み,本論文では,電磁熱流体シミュレーションを用いて,開極速度可変時の計算手法の開発を目的とした。移動境界の解析のため,計算領域をタイムステップごとに再設定し,開極速度をパラメータとしてあたえ,遮断性能を示すアークコンダクタンスを算出した。結果として,遮断器の開極速度変化時の計算を行うことができた。
PDFファイルサイズ: 489 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
