真空アークにより生成される電極表面上の微粒子分布の計測
真空アークにより生成される電極表面上の微粒子分布の計測
カテゴリ: 部門大会
論文No: P78
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): Measurements of Microparticle Distribution on Electrode Surface formed by High Current Vacuum Arc
著者名: 田口 裕樹(埼玉大学),山納 康(埼玉大学),稲田 優貴(埼玉大学),前山 光明(埼玉大学),岩渕 大行(横浜国立大学),江尻 開(横浜国立大学),熊田 亜紀子(東京大学),日高 邦彦(東京大学),八幡 裕人(琉球大学),金子 英治(琉球大学)
著者名(英語): Yuki Taguchi|Yasushi Yamano|Yuki Inada|Mitsuaki Maeyama|Hiroyuki Iwabuchi|Haruki Ejiri|Akiko Kumada|Kunihiko Hidaka|Yuto Hachiman|Eiji Kaneko
キーワード: 真空アーク|電極表面|微小粒子分布微小粒子分布,Vacuum Arc,Electrode Surface,Microparticle Distibution
要約(日本語): 真空遮断器はアーク開極後に過渡回復電圧が印加された後、確率的に遅発性放電が発生することが知られている。この遅発性放電についてはアーク期間中に形成された微小金属粒子によって引き起こされると考えられている。
本研究では、繰り返し真空アーク放電後の電極表面上に付着している微小粒子の形状、粒径サイズ分布について陽極側電極と陰極側電極のそれぞれについて走査型電子顕微鏡により測定を行った。
その結果、微粒子は陰極よりも陽極側に多く存在している傾向にあること,極性によって粒子の付き方が異なっていること、全体的に10μm以下の粒子が多数を占めており,一方で50μm以上の大きな粒子も僅かではあるが存在することが明らかとなった。
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