パルスアークにおけるDuty比が及ぼす溶融池の電磁力

カテゴリ: 部門大会

論文No: P79

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Electromagnetic Force in Molten Pool Affected by Duty Ratio of Pulsed Arc

著者名: 田中 達郎(東京都市大学),小久保 翔太(東京都市大学),山本 真司(東京都市大学),岩尾 徹(東京都市大学)

著者名(英語): Tatsuro Tanaka|Shouta Kokubo| Shinji Yamamoto|Toru Iwao

キーワード: パルス電流|電磁|デューティー比|三角波|金属蒸気アーク,Pulsed Current,Electro-Magnetic,Duty Ratio,Triangular Wave,Metal VaporArc

要約(日本語): 溶接欠陥の防止や高効率で高品質な自動制御への適用のため，金属蒸気を考慮したパルスアークの制御因子による溶け込み深さの増大に至る物理現象の解明が求められている。従来の研究では，パルス電流を用いることで電流立ち上がり時に電磁力が増大し，溶け込みが深く，溶け込み幅が狭い溶融池形状に至ることが報告されている。したがって，本研究では，ピークとベースの電流時間比であるDuty比の変化時の溶融池内部の電磁力を解析した。
結果として，Duty比の増加に伴い電磁力が増加した。また，三角波を用いたパルス溶接では，溶融池内部に働く電磁力を効果的に増加させることができることが得られた。

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