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電源制限を考慮した臨界トラジェクトリーを用いた過渡安定度解析に関する検討

電源制限を考慮した臨界トラジェクトリーを用いた過渡安定度解析に関する検討

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 126

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Study of Critical Trajectory Method for Transient Stability Analysis Considering Generator Shedding

著者名: 餘利野 直人(広島大学工学研究科),由良 典久(広島大学工学研究科),造賀 芳文(広島大学工学研究科),佐々木 豊(広島大学工学研究科),柴田 保(中国電力)

著者名(英語): Naoto Yorino|Norihisa Yura|Yoshifumi Zoka|Yutaka Sasaki|Tamotsu Shibata

キーワード: 電力系統|過渡安定度解析|臨界故障除去時間|臨界トラジェクトリー|電源制限,Electric Power System,Transient Stability Analysis,Critical Clearing Time,Critical Trajectory,Generator Shedding

要約(日本語): 電力系統は常に雷などの外乱にさらされており,多数の想定故障下で発電機の安定度を高速かつ高精度に解析する必要がある。従来の過渡安定度解析手法として,シミュレーション法とエネルギー関数法が存在し,状況に応じて使い分けられている。前者は系統の状態を逐次的に計算していき,その挙動から正確に安定度判別を行えるが,長い計算時間が要求されるという欠点がある。後者は1度のシミュレーションを行うだけで,臨界故障除去時間(CCT:Critical Clearing Time)を求めることができるため高速計算が可能だが,精度が悪いという前者とは逆の特徴を有している。これに対して筆者らは,系統の安定限界に相当する動揺方程式の解を計算し,CCTを求める手法を提案(1)してきた。ここでCCTとは,故障の除去を行う際に,系統が再び正常な運用状態に戻ることができる限界の故障除去時間のことである。本稿では提案法に対し,電力系統内の異常に際して系統の崩壊を防止するため,電源の一部を緊急遮断および出力制限する電源制限(GS: Generator Shedding),負荷の一部を緊急遮断および制限する需要制限(LS: Load Shedding)の適用を行い,提案法の実用性の向上を目指した。

PDFファイルサイズ: 524 Kバイト

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