クープマンモード解析に基づく電力ネットワークのデータ駆動型監視制御システムの構築

カテゴリ: 部門大会

論文No: 145

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Construction of Data-driven SCADA System based on Koopman Mode Analysis

著者名: 太田 豊(東京都市大学),薄 良彦(大阪府立大学)

著者名(英語): Yutaka Ota|Yoshihiko Susuki

キーワード: 周波数変動|電力動揺|位相角同期計測装置|モード解析,Frequency Deviation,Power Oscillations,Phasor Measurement Unit,Mode Analysis

要約(日本語): 再生可能エネルギーの導入拡大や電力自由化の進展により, 電力ネットワークの電源構成, エリア間の電力潮流, 配電系統内の電圧・潮流状況などに変化が生じ, 電力系統・配電系統の安定性に不確実性が生じる可能性が考えられる。これに対して, 電力ネットワーク6地点に位相角同期計測センサ(PMU)を分散配置し, クープマンモード解析を適用することにより, システムの安定性を比較的短時間のデータセットから把握し, 適切な安定化方策を設計するデータ駆動型の運用技術の研究開発を行っている。本論文では, センサ/データベース構築の状況を報告し, 外乱検知事例や電力動揺のクープマンモード解析結果の一報を報告する。

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