電力系統構成が系統の事故波及に与える影響に関する検討ー需給インバランス解消の考え方による差異ー
電力系統構成が系統の事故波及に与える影響に関する検討ー需給インバランス解消の考え方による差異ー
カテゴリ: 部門大会
論文No: 14
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): The Impact on Cascading Failures by the Configuration of the Power Systems - Difference of the Impact by the Methods for Correcting Supply-Demand Imbalance
著者名: 内田 健志(東京大学),谷口 治人(東京大学),馬場 旬平(東京大学)
著者名(英語): Takeshi Uchida|Haruhito Taniguchi|Jumpei Baba
キーワード: 電力系統|信頼度|停電|系統構成|事故波及,power system,reliability,blackout,network configuration,cascading failure
要約(日本語): 電力系統の擾乱に対する強靭さはその系統構成(送電ネットワーク構成)に
よっても影響を受けるといわれている。本稿では、そうした系統構成が
事故波及に与える影響について検討を行うため、単位系統の形状として
メッシュ状と放射状の2種類、それらを結ぶ連系線の構成として5種類を考え、
様々な構成の系統モデルを用意して事故波及を模擬したシミュレーションを
行い、停電の発生という観点から各系統構成の信頼度に関する解析を行った。
さらに、需給インバランスへの対応方法が信頼度に与える影響についても
検討した。その結果、系統構成や需給インバランスへの対応方法によって
信頼度に違いが生じることが明らかとなった。
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