電力需要減少を見越した長期的系統計画案策定手法の提案
電力需要減少を見越した長期的系統計画案策定手法の提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: 147
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): A Method of Long-Term Power Transmission Network Planning considering Decline in Future Power Demand
著者名: 田中 真喜(東京大学),永田 真幸(東京大学),横山 明彦(東京大学)
著者名(英語): Masayoshi Tanaka|Masaki Nagata|Akihiko Yokoyama
キーワード: 電力システム|系統計画|供給信頼度|再生可能エネルギー|モンテカルロシミュレーション,Power System,Transmission Planning,Electric Supply Reliability,Renewable Energy Sources,Monte Carlo Simulation
要約(日本語): 近年、我が国では再エネや省エネ機器の急速な普及や少子高齢化の進展に伴う電力需要の減少など電力システムを取り巻く環境が急速に変化している。また、現在の日本の電力流通設備は高度経済成長期に建設されたものが多く、近い将来これらの設備が高経年を迎えるにあたり供給信頼度を維持しつつ設備の維持コストを低減する適切な設備更新計画を策定することが必須となっている。本稿では、将来の電力需要が減少した場合における供給信頼度確保を前提とした撤去送電線の選定や撤去年の算定を行なった。手法としてExpected Energy Not Supplied (EENS)や電力流通設備の設備利用率を評価指標としたMonte Carlo Simulation (MCS)による確率的評価手法を提案する。
PDFファイルサイズ: 648 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
