日本における揚水発電所のSystem Value（II）

カテゴリ: 部門大会

論文No: 149

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): System Value of Pumped Hydro Storage in Japan (II)

著者名: 荻本 和彦(東京大学),片岡 和人(東京大学),占部 千由(東京大学),斉藤 哲夫(東京大学)

著者名(英語): Kazuhiko Ogimoto|Kazuto Kataoka|Chiyori Urabe|Tetsuo Saitou

キーワード: 電力システム|価値|揚水発電|再生可能エネルギー|電力需給解析インテグレーションスタディ,Power system,Value,Pumped storage,Renewable energy,Demand and supply analysisIntegration study

要約(日本語): 再生可能エネルギーや分散資源の導入が増加する電力システムでは、各技術の価値が変化し、電力市場や小売料金などの既存の制度では導入技術の価値を正しく評価するのが難しくなる中、システム全体での価値により技術の導入価値を算出するSystem Valueという考え方が注目されている。筆者らは先行研究において揚水発電の価値についてSystem Valueと電力市場からの収入を評価し、揚水発電所が大きなSystem Valueを持ちながらそれがスポットエネルギー市場からの収入に反映されないことを報告した。本論文では、電力需給解析により、System Valueがもたらされるメカニズムを分析する。

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