集合住宅マイクログリッドにおける仮想同期発電機を用いた自律的電力融通制御
集合住宅マイクログリッドにおける仮想同期発電機を用いた自律的電力融通制御
カテゴリ: 部門大会
論文No: 167
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): Autonomous Power Interchange Control among Residential Houses in Microgrids using Virtual Synchronous Generator
著者名: 桂 省吾(川重テクノロジー),阿部 兼尚(川重テクノロジー),吉村 英治(川重テクノロジー),野呂 治(川崎重工業),杉本 和繁(川崎重工業),崎元 謙一(川重テクノロジー),平瀬 祐子()
著者名(英語): Shogo Katsura|Kensho Abe|Eiji Yoshimura|Osamu Noro|Kazushige Sugimoto|Kenichi Sakimoto|Yuko Hirase
キーワード: 仮想同期発電機|電力融通|マイクログリッド|自律制御|分散電源燃料電池,Virtual Synchronous Generator,Power Interchange,Microgrids,Autonomous Control,Distributed GeneratorFuel Cell
要約(日本語): 各住戸が,仮想同期発電機(VSG)制御を搭載した蓄電池付き自立インバータと,例えば燃料電池のような分散電源を装備し,これらの複数住戸によって構成される集合住宅を想定する。可能な限り消費電力抑制を行わず,住戸間で電力を融通してコミュニティ全体における長期的な日常生活の継続を目標とする点は,一般的なEMS(Energy Management System)と共通であるが,本発表では一般的なEMSのように,統括制御部でインバータや負荷の電力を計測する必要がない。各々の住戸が自家の受電電力と周波数のみを計測し,VSGや分散電源は自律的に発電制御され,他住戸との間の電力融通が可能である。以上のことをシミュレーションと実証試験において確認したのでここに発表する。
PDFファイルサイズ: 669 Kバイト
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