pq理論による特別高圧需要家系統の高調波解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 191

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Harmonics Analysis of High-voltage Supplied Customers System by a pq Theory

著者名: 加戸 良英(旭化成),渡邊 政幸(九州工業大学),壹岐 浩幸(富士電機)

著者名(英語): Yoshihide Kado|Masayuki Watanabe|Hiroyuki Iki

キーワード: 高調波|pq理論|特別高圧需要家|瞬時無効電力理論,harmonics,pq theory,high-voltage supplied customers,instantaneous reactive power theory

要約(日本語): 電解用整流器や周波数変換装置等，複数の高調波発生源が存在する特別高圧需要家構内で得られた実測データよりpq理論を用いて高調波電力を算出した。既存高調波フィルタ有無による比較を行ったので概要を報告する。高調波ガイドラインが定着した昨今，その考え方に沿って特定電路の高調波通過量を電流とその位相で評価しようとする試みが散見されるが，高調波発生源が点在する環境下では困難である。一方，pq理論応用による方法は，電圧ひずみの程度に左右されることなく傾向が把握できる可能性があり注目している。今後もデータ蓄積と検証を進め解析精度向上に努める。

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