時間相関と変動する不確実性を考慮した確率的日射量予測

カテゴリ: 部門大会

論文No: 39

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Probabilistic Solar Irradiation Forecast with Consideration of Temporal Correlation and Varying Uncertainty

著者名: 志賀 孝広(豊田中央研究所),加藤 丈佳(名古屋大学)

著者名(英語): Takahiro Shiga|Takeyoshi Kato

キーワード: 日射量|確率的予測|メソ数値予報モデル格子点値|ベータ回帰|コピュラマルコフ過程,solar irradiation,probabilistic forecast,MSM-GPV,beta regression,copulaMarkov process

要約(日本語): 本論文において我々は，VDBRとcopula-based Markov processを採用することで，日射量が持つ非ガウス性，不確実性の変動，時間相関を全て考慮した確率的な日射量予測モデルを提案した。時間相関を考慮することにより，観測値を用いて数時間先の予測の不確実性を減少させることや，確率的に日射量のシナリオを生成できるようになり，さらに日積算日射量の確率的予測が可能となった。これによりEVやPHV等充電機能を持つ設備を再エネと組み合わせて運用する際に，前日予測に基づいてリスクを定量的に評価した上で充電計画を立て，かつ当日の日射量観測値に基づき数時間先の運用を変更することが可能となる。

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