太陽光発電設備の出力制御を考慮した確率的発電機運用計画

カテゴリ: 部門大会

論文No: 251

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Stochastic Optimal Operation for Unit Commitment with PV Output Power Suppression

著者名: 古栫 雅裕(琉球大学),相良 光軌(琉球大学),千住 智信(琉球大学)

著者名(英語): Masahiro Furukakoi|Mitsuki Sagara|Tomonobu Senjyu

キーワード: 太陽光発電|確率的計画法|発電機起動停止計画|蓄電池|デマンドレスポンス,photovoltaic,stochastic programming,Unit commitment,Energy storage system,Demand response

要約(日本語): 近年、固定価格買取制度等により、太陽光発電設備(PV)の導入量が著しく増加している。PVの発電電力は気象条件に依存しているため、出力予測が難しく、瞬時に出力が変動する特徴を持ち、需給バランスの乱れが生じる。PVによって生じる出力変動は、従来、 火力発電機によって調整されてきた。今後も導入拡大が見込まれることから、火力発電機の調整に加え、PVの出力制御についての検討も要求される。しかしながら、PVの出力制御は、エネルギーの有効活用の観点から慎重に検討する必要がある。 そこで、提案手法より、PVの出力制御によって、発電機の頻繁な起動停止を防止し、負荷電力の適切な調整を考慮することで、PVの有効活用を行えることを示す。

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