FMCW方式故障点標定データによる架空送電線路の状態監視の検討:クラスタリングによる標定データ分析
FMCW方式故障点標定データによる架空送電線路の状態監視の検討:クラスタリングによる標定データ分析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 43
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): Condition Monitoring of Overhead Power Lines by Clustering Analysis of FMCW Pulse Radar Method Fault Locator Data
著者名: 三浦 輝久(電力中央研究所),益富 和之(電力中央研究所),小久保 翔太(電力中央研究所),大場 英二(電力中央研究所),柴山 恵司(電源開発),隈元 裕二(電源開発)
著者名(英語): Teruhisa Miura|Kazuyuki Masutomi|Shota Kokubo|Eiji Ohba|Keishi Shibayama|Yuji Kumamoto
キーワード: 状態監視|故障点標定装置|FMCW|架空電線,Condition Monitoring,Fault Locator,FMCW,Overhead Power Line
要約(日本語): 本報告では、FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave) 方式故障点標定装置が定期的に収集している定期標定データによる架空送電線路の状態監視の検討を行った。定期標定データは、電源開発が2015年2月に北本直流幹線に導入した装置の1時間に1回のデータ半年分である。このデータに対し、クラスタリング分析を行い、複数の定常的な状態、出現頻度が低い非定常的な状態を同定した。同定された状態の一部は、検量線作成のための試験標定や、地絡事故といった実際のイベントと対応づけることが可能であった。初期的な分析の結果、定期標定データのクラスタリング分析による架空送電線路の状態監視の可能性を示すことができた。
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