ドローンを活用した送電線点検に関する研究―電線の自動追尾・撮影システム―
ドローンを活用した送電線点検に関する研究―電線の自動追尾・撮影システム―
カテゴリ: 部門大会
論文No: 289
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): Study on overhead power transmission line inspection using drone - Automatic tracking system of electric wire -
著者名: 中林 達彦(日本電気),丸山 正晃(日本電気),荒井 貴成(日本電気),安達 英夫(日本電気),北嶋 智裕(東北電力),佐藤 悦郎(東北電力)
著者名(英語): Tatsuhiko Nakabayashi|Masaaki Maruyama|Takanari Arai|Hideo Adachi|Tomohiro Kitajima|Etsuro Sato
キーワード: 送電線|ドローン|自動化自動化,power transmission line,drone,automation
要約(日本語): 送電線点検業務は従来,人とヘリコプターによって実施している。人による送電線点検は,時間と労力を要し,危険を伴う。また,ヘリコプターによる点検は,主に計画的で大規模な点検業務で活用されている。著者らは,人による点検と,ヘリコプターによる点検の間を補完する新たな点検方法として,ドローンを用いた点検システムが有効であると考え,実用化に向けて開発を行った。
送電線,特に電線の点検においては,高解像度かつ鮮明な電線の画像が必要となる。一方で,送電線から発生する電磁界が機体の動作に対して影響を与えることが報告されており,送電線から一定の距離を保って飛行する必要がある。本論文では,送電線から発生する電磁界の影響を排除できる距離から高解像度な電線画像を撮影するために,カメラの選定と自動撮影システムの検証結果について述べる。
PDFファイルサイズ: 2,385 Kバイト
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