中間支線支持台棒工法による烏帽子型鉄塔の解体
中間支線支持台棒工法による烏帽子型鉄塔の解体
カテゴリ: 部門大会
論文No: 290
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): Demolition of corset type tower by middle guyed gin pole method
著者名: 岡村 信男(TLC),花田 竜二(TLC),神田 信尋(東京電力パワーグリッド),岩岡 智則(東京電力パワーグリッド),森 政人(東京電力パワーグリッド),木内 信(東京電力パワーグリッド),太田 浩(東京電力パワーグリッド)
著者名(英語): Nobuo Okamura|Ryuji Hanada|Nobuhiro Kanda|Tomonori Iwaoka|Masato Mori|Shin Kiuchi|Hiroshi Ohta
キーワード: 烏帽子型鉄塔|クライミングクレーン工法|台棒工法|中間支線支持台棒工法|中間支線支持台棒固定金具,corset type tower,climbing crane method,gin pole method,middle guyed gin pole method,middle guyed gin pole fixing fittings
要約(日本語):  山岳地での烏帽子型鉄塔の解体は,クライミングクレーン工法が一般的である。
 今回の安曇幹線除却工事では,鉄塔の立地箇所が急峻な山岳地のため,大半がヘリコプター物輸となることから,運搬重量を軽減するため台棒工法の採用を検討した。しかし山岳地での台棒使用は,振れ止め支線の地上設置箇所が谷底となるなど適用が困難な鉄塔があった。
 そこで安全で確実に施工可能な工法として,「中間支線支持台棒工法」を開発した。台棒固定金具の軽量化を行い,本工法にてTACSR240mm2×4導体区間の耐張,懸垂いずれの鉄塔12基に問題なく適用できた。
 今後は,山岳地・急傾斜地での四角鉄塔組立への適用を想定し更なる検討を進めていく。
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