導電率テンソルを用いたFDTD法による多層CFRPパネルの電流分布解析
導電率テンソルを用いたFDTD法による多層CFRPパネルの電流分布解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 298
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): FDTD Simulation of Lightning Current in a Multilayer CFRP Panel with Conductivity tensor
著者名: 上野 航暉(同志社大学),梅田 晃央(同志社大学),馬場 吉弘(同志社大学),長岡 直人(同志社大学),津端 裕之(SUBARU),西 孝祐樹(SUBARU)
著者名(英語): Koki Ueno|Teruo Umeda|Yoshihiro Baba|Naoto Nagaoka|Hiroyuki Tsubata|Takayuki Nishi
キーワード: FDTD法|炭素繊維強化プラスチック|マクスウェルの方程式|導電率テンソル,FDTD method,Carbon fiber reinforced plastics,Maxwell's equations,Conductivity tensor
要約(日本語): CFRP(炭素繊維強化プラスチック)は近年,航空分野をはじめ様々な分野に利用されている。CFRPは各層の繊維方向が45度ずつずれて積層されているため,
繊維方向と繊維直交方向で著しい導電性異方性を有している。
このような導電率異方性を持つ積層構造を適切に模擬することは,
CFRPの耐雷性能を評価するのに不可欠である。
現在は三角柱セルを用いたFDTD法が用いられているが,この手法は解析に多大な時間を要するという課題がある。
本研究では,導電率テンソルを用いたFDTD解析手法を提案し,三角柱セルを用いた解析手法と比較をすることで,その有用性を示す。
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