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耐雷機材劣化診断装置の開発

耐雷機材劣化診断装置の開発

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 309

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Development of surge arrester deterioration diagnostic device for power distribution lines

著者名: 佐藤 智之(東北電力),長嶋 友宏(東北電力),米田 靖章(音羽電機工業),古賀 佳康(音羽電機工業),横山 茂(静岡大学)

著者名(英語): Tomoyuki Sato|Tomohiro Nagashima|Yasuaki Yoneda|Yoshiyasu Koga|Shigeru Yokoyama

キーワード: 配線線|耐雷機材|劣化診断装置劣化診断装置,power distribution line,lightning protection device,deterioration diagnostic device

要約(日本語): 配電用避雷器の内部は,直列ギャップと酸化亜鉛(ZnO)素子とで構成され密閉構造になっている。この配電用避雷器は,供給支障事故探査時に良否判定を行う有効な手段はなく,原因特定に時間を要している場合がある。このため,過去の研究では市販品のアレスタチェッカーに対して判定基準および作業性の改良を実施したが,不良品を誤判定するなど,判定基準の精度が課題となっていた。一方,配電用避雷器の撤去品は再利用を行わずに廃棄しており,外部ギャップに限流素子(ZnO素子内蔵)を取付する配電用避雷装置の撤去品は,外部点検(目視)による再利用を行っている。このため,ZnO素子の劣化判定を高精度に行うことで耐雷機材の再利用を拡大できる可能性がある。配電用避雷器における電気特性の劣化要因は,①放電開始電圧性能の低下などに繋がる直列ギャップの劣化,②続流遮断性能の低下などに繋がるZnO素子の劣化,③内部絶縁性能の低下に繋がる密閉構造の劣化などが挙げられる。このため,本研究ではZnO素子の劣化特性および続流遮断性能,直列ギャップの放電開始電圧性能を評価して劣化判定基準の検討を行い,直列ギャップの放電開始電圧性能およびZnO素子の続流遮断性能の低下を正確に判定する「耐雷機材劣化診断装置」を開発・試作してその精度を検証した。

PDFファイルサイズ: 207 Kバイト

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