汚損環境でのシリコーンゴムのエロージョン劣化進展 -エロージョン痕形状の推移-
汚損環境でのシリコーンゴムのエロージョン劣化進展 -エロージョン痕形状の推移-
カテゴリ: 部門大会
論文No: 318
グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2017/09/05
タイトル(英語): A Study on Development of Erosion along the Silicone Rubber Surface -Features of Eroded Channel-
著者名: 西村 誠介(横浜国立大学),清水 博幸(日本工業大学)
著者名(英語): Seisuke Nishimura|Hiroyuki Shimizu
キーワード: シリコーンゴム|エロージョン|電解質物質|電解液滴下法|微小局部アークエロージョン痕,Silicone Rubber,Erosion,Electrolyte,Electrolytic Solution Dripping Method,Partial ArcEroded channel
要約(日本語): シリコーンゴム(SIR)の耐エロージョン性を定量的に評価する試験法として電解液滴下法が提案されている。この方法は、エロージョン係数Kにより定量的に評価するもので、SIRの材料の特性をみることができる。
ところで、ポリマーがいしのエロージョン進行による最終破壊形態は、ポリマー外被材の穿孔による。したがって、機材の残存寿命や耐用年数は、エロージョン痕の形状に依存することから、エロージョン痕の様相を定量的に把握する必要がある。
著者らは、電解液滴下法で試験を重ねるうち、電解質の種類によりエロージョン係数Kだけではなく、エロージョンの痕の形状にも特徴的な差異があることを指摘している。これまでの報告では、ある程度エロージョンが進行した後に形状を評価しているが、本稿では、エロージョン発生直後からの形状について調査した。
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