66kV長幹がいしへの人工着雪形成時のフラッシオーバ試験

カテゴリ: 部門大会

論文No: 319

グループ名: 【B】平成29年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2017/09/05

タイトル(英語): Flashover test of 66kV long-rod insulator covered with artificial snow accretion

著者名: 奥山 裕人(山形大学),井上 雄大(山形大学),沼山 和樹(山形大学),杉本 俊之(山形大学),東山 禎夫(山形大学),菊池 一哉(東北電力),佐藤 文哉(東北電力),坂田 学(東北電力)

著者名(英語): Yuto Okuyama|Yuta Inoue|Kazuki Numayama|Toshiyuki Sugimoto|Yoshio Higashiyama|kazuya Kikuchi|Fumiya Sato|Gaku Sakata

キーワード: 長幹がいし|着雪|漏れ電流|局部放電|フラッシオーバ,long-rod Insulator,snow accretion,leakage current,partial discharge,flashover

要約(日本語): 海塩を含んだ雪ががいし表面に付着すると，がいしの絶縁性能を大きく低下させる。これまで，汚損雪が着雪したときの絶縁性能を解明することを目的として，高圧ファンを用いた着雪装置によって課電がいしに汚損雪を人工的に吹き付け，着雪形成過程における漏れ電流の大きさや局部放電の発生状況を調べてきた。今回は長幹がいしへの人工着雪試験において，常規対地電圧でフラッシオーバに近い状態に達した事例の調査を行った。漏れ電流の波高値は着雪の成長とともに増加した。着雪の導電率が高くなると，フラッシオーバ電圧が低下する傾向がみられた。

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