長期的な電力需要の変化を考慮した蓄電事業の経済性評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: P29

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Economic evaluation of electric storage with considering long-term change in electric power demand

著者名: 大野 祥(大阪府立大学),高山 聡志(大阪府立大学),石亀 篤司(大阪府立大学)

著者名(英語): Syo Ohno|Satoshi Takayama|Atsushi Ishigame

キーワード: 蓄電池|電力市場,Battery,Energy Market

要約(日本語): 蓄電池の低コスト化によって，蓄電池運用によって利益を上げる蓄電事業者が電力市場に参入することが考えられる。その経済性を評価するには長期的な考察が必要となる。また，需要家の電力消費は，長期的に見ると，経済成長（経済的要因）に伴う増加や．省エネ意識の高まりや省エネ技術の向上（社会的・技術的要因）に伴う減少が生じると考えられる。東日本大震災以前の電力消費の増加傾向，震災後の減少傾向を鑑みると，将来的な電力需要は変化するものとして取り扱うのが妥当である。電力需要の増減は市場価格にも影響するため，電力需要の増減を不確実なものとして蓄電事業者の事業性を評価できる手法について検討を行う。

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