リスク鋭感的価値尺度の内部リスク回避度を用いた供給信頼度指標の提案
リスク鋭感的価値尺度の内部リスク回避度を用いた供給信頼度指標の提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: P42
グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2018/09/12
タイトル(英語): A Proposal of Supply Reliability Indicator using Inner Rate of Risk Aversion Obtained from Risk-Sensitive Value Measure
著者名: 古川 義英(熊本大学),宮内 肇(熊本大学),三澤 哲也(名古屋市立大学)
著者名(英語): Yoshihide Furukawa|Hajime Miyauchi|Tetsuya Misawa
キーワード: 供給信頼度|電力量不足確率|リスク鋭感的価値尺度|内部リスク回避度,Supply reliability,Loss-of-Load probability,Risk-sensitive value measure,Inner rate of risk aversion
要約(日本語): 電力システムの供給信頼度評価を確率論に基づいて行う場合、不確実な要因を確率過程で表し、年間の停電時間などの期待値で評価することが一般的である。しかし、確率分布の期待値を指標とした評価は、確率分布の持つ性質を無視した評価であり、リスク評価としては適切とは言えない。この問題点を解決する指標として、我々はリスク鋭感的価値尺度(RSVM)を用いた信頼度指標を提案している。しかし、RSVMによる評価では、需要家に固有のリスク回避度を予め得ておく必要があり、実用的でない。本研究では、この点を克服する手法として、RSVMから得られる内部リスク回避度を用いて供給信頼度を評価する手法を提案する。
PDFファイルサイズ: 384 Kバイト
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