風力発電出力変動量の地域特性と季節特性を考慮した電力需給解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: P50

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Analysis of power supply-demand balancing considering regional and seasonal characteristics of wind power output variation

著者名: 好川 宗一朗(東京農工大学大学院),池上 貴士(東京農工大学大学院),荻本 和彦(東京農工大学大学院)

著者名(英語): Soichiro Yoshikawa|Takashi Ikegami|Kazuhiko Ogimoto

キーワード: 需給解析|平滑化効果|出力変動量|混合整数線形計画法,Supply-demand balancing,Smoothing effect,power output variation,mixed integer linear programming

要約(日本語): 従来の研究では，風力発電の実測データを用いた出力分析は十分にされておらず，電力システムの需給解析においては，風力発電の出力変動量の地域や季節による特徴が考慮されてこなかった．そこで本研究では，風力発電の設備量が比較的多い全国6地域内のウィンドファームについて，時間解像度2.5~10sのSCADAデータを分析し，風力発電の出力変動量の地域及び季節による特徴を定量的に明らかにした．また，この分析結果を用いて，連系線を考慮した全国規模の電力需給解析を行い，地域や季節による変動量の違いを考慮した場合と，一律で計算した場合とを比較し，風力発電の出力抑制量の異なる結果を得た．

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