広域系統運用における周波数調整用発電機のファジィ理論に基づく多目的出力分担値決定手法
広域系統運用における周波数調整用発電機のファジィ理論に基づく多目的出力分担値決定手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: P55
グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2018/09/12
タイトル(英語): A Determination Method Based on Fuzzy Theory for Multi-objective Dispatch of Frequency Control Generators in Wide-area Operation
著者名: 浅見 拓一知(早稲田大学),金子 曜久(早稲田大学),林 泰弘(早稲田大学),野中 俊介(電源開発)
著者名(英語): Daichi Azami|Akihisa Kaneko|Yasuhiro Hayashi|Shunsuke Nonaka
キーワード: 広域系統運用|調整用発電機の出力分担|多目的粒子群最適化|最適潮流計算|ファジィ理論,wide-area operation,dispatch of frequency control generators,MOPSO,OPF,fuzzy theory
要約(日本語): RES出力変動を補償する調整力確保の観点から、広域系統運用が期待されている。一方で、管理対象地域の拡大に伴い潮流変化の複雑化が懸念されることから、送配電事業者は複数の系統指標を考慮しつつ調整用発電機の出力分担値を決定する必要があると考えられる。ただし、一般に複数指標の同時最適化は困難である。そこで本稿では、送配電事業者が系統状態に合わせて重視する指標を変更しつつ出力分担値の決定を行えるよう、ファジィ理論に基づき、複数指標に対し設定した重みに応じてRES出力変動を補償する調整用発電機の出力分担値を決定する手法を提案した。さらに、提案手法の有用性を検証するため、各指標の重みを変更した時の出力分担値を算出し、指標値の比較を行った。
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