残余需要に基づくPVの空間分布の統計的推定手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 115

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): A Statistical Estimation Method of Spatial Distribution of PV with Residual Load

著者名: 比護 貴之(電力中央研究所)

著者名(英語): Takayuki Higo()

キーワード: 太陽光発電|空間分布|統計手法統計手法,PV,spatial distribution,statistical method

要約(日本語): 本研究は、過去一年分の残余需要データと気象データから、PVの空間分布（地理的な分布）を推定する手法を提案する。空間解像度の高い日射量現況値・予測値を利用して、エリア大のPV出力を把握・予測するには、PVの地理的な分布が必要となる。PVの地理的な分布をシステム出力係数まで含めて把握するには、膨大なコストを要するが、これに対して提案手法は残余需要と気象データからPVの地理的分布を推定する。本研究では、関東地域の過去データを用いた数値実験を行い、提案手法の有効性を示す。特に、エリア大のPV出力を推定可能なこと、PVの空間分布に推定誤差が生じても、エリア大のPV出力推定への影響が小さいことを示す。

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