6.6 kVモールド変圧器におけるマルチ小型ループセンサを用いた部分放電位置標定の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 312

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Investigation of Partial Discharge Location Using Multiple Small Loop Sensors in 6.6 kV Cast Resin Transformer

著者名: 藤村 公大(九州工業大学),益田 聖也(九州工業大学),小迫 雅裕(九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学),飯田 和生(三重大学),梅村 時博(三重大学),中村 勇介(東芝エネルギーシステムズ),中前 哲夫(東芝産業機器システム),前田 照彦(東芝産業機器システム),東山 雅一(東芝産業機器システム)

著者名(英語): Tadahiro Fujimura|Seiya Masuda|Masahiro Kozako|Masayuki Hikita|Kazuo Iida|Tokihiro Umemura|Yusuke Nakamura|Tetsuo Nakamae|Teruhiko Maeda|Masakazu Higashiyama

キーワード: 部分放電|電磁波|ループセンサ|位置標定,partial discharge,electromagnetic wave,loop sensors,location identification

要約(日本語): 固体絶縁を採用しているモールド機器は，空洞や剥離といった機器の故障に繋がる内部欠陥が生じやすい。そのため，現在，欠陥の早期検出および位置標定等の絶縁診断技術の確立が要求されている。本研究では，内部欠陥を含む6.6 kVモールド変圧器を対象とした部分放電（partial discharge : PD）診断技術の開発を目指している。本報では，2～4つの小型ループセンサによる欠陥位置標定に対し，センサ配置が標定精度に及ぼす影響について検討を行い，高精度にPD源を特定する手順を提案する。今回の標定結果をX線による標定位置と比較した結果，概ね一致したことから現場で適応可能な高精度位置標定技術の確立が示唆されたので報告する。

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