ガス絶縁機器の部分放電検知を対象とした光センシング検証

カテゴリ: 部門大会

論文No: 314

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Investigation of optical sensing for detecting partial discharge in gas-insulated equipment

著者名: 星野 俊弘(東芝),飯島 崇文(東芝),長 広明(東芝),藤井 祐樹(東芝)

著者名(英語): Toshihiro Hoshino|Takanori Iijima|Hiroaki Cho|Yuuki Fujii

キーワード: 部分放電|絶縁診断|ガス絶縁機器|光センシング,Partial discharge,Insulation diagnosis,Gas-insulated equipment,Optical sensor

要約(日本語): 本報告では光検出による部分放電検知を目的として，ガス絶縁機器内部へ装着可能な小型光センサを複数選定し，放電電荷量と光センサ強度の同時測定を行うことで，光センシングのガス絶縁機器への適用検証を行った。その結果，シリコン光電子増倍管では約20pC，フォトダイオードに関しては約200pCの検出感度能力があることが明らかになった。この結果はIEC60270およびCIGREにて記述（或いは推奨）されている5pCという実用的な検出感度にかなり近いことから，実用化に際して大きな期待が持てるものと考えられる。

PDFファイルサイズ: 734 Kバイト